1947-12-01 第1回国会 衆議院 司法委員会 第66号
それはややむずかしい問題でありますが、現在農地改革に關して、たとえば土地の買上げ、買収と言いますか、それに關しての不服であるとか、あるいはたとえば価格がいけないとか、あるいはそういう買収の手續がいかぬとか、あるいはさらに進んで農地調整法であるとか、自作農創設の法律というようなものが憲法違反であるということを出しておる場合、現在かかつております訴訟におきましては、原告は買収される者であり、市町村農地委員會等
それはややむずかしい問題でありますが、現在農地改革に關して、たとえば土地の買上げ、買収と言いますか、それに關しての不服であるとか、あるいはたとえば価格がいけないとか、あるいはそういう買収の手續がいかぬとか、あるいはさらに進んで農地調整法であるとか、自作農創設の法律というようなものが憲法違反であるということを出しておる場合、現在かかつております訴訟におきましては、原告は買収される者であり、市町村農地委員會等
○奧野政府委員 ただいまの御質問は、農地委員會等で買收の手續きを決定いたした場合に、それに對して訴訟を起したとき、裁判所の方でどういうふうにやるかという問題と心得えます。
農地調整法のそれらの内容が新聞、ラジオ、あるいはまた農地委員會等の委員の講習、講和によりまして、相當周知徹底されておるかのようでありますけれども、まだ各府縣における末端においては、この法の精神を理解せずいたしまして、いろいろな問題が惹起いたされておりますが、國はこの際にこの進行途上におきましてどういうふうにしてそれらの末端に至るまでの周知徹底に對して一段の努力をするお考えがあるかというような點につきましても
ただ土地のいろいろな利用の關係から、どうしてもこの小作料では引合わないというような諸條件が起つてまいりました場合は、たとえば土地にかかつてくる賦課の問題、あるいは水利費の問題等の負擔が非常に大きくなつてきたというようなことがあります場合には、一應小作者によつてそれらの點を了解して、小作料の問題について、當該農地委員會等において勘案されて、適當に整理される方が最も妥當ではないか、こういうふうに考えておりまして
何ぼ上で公平妥當な開墾適地を指定いたしまして、開墾指導をいたしましても、實際各町村間の農地委員會等におきまして、まつたくその農地の擴大の必要から、林野を開墾適地なりとして、委員會で決定いたして強行するという事態が各地に起つていることを承つております。
これらにおきまして今後協同的にいろいろな仕事を末端まで持ち込んで行く場合におきまして、土地の交換分合、或いは耕作の協同化等が問題になつて來ると思うのでありますが、現在は農地委員會においてそういう問題を取り扱われておるわけでありますけれども、將來土地の交換分合等につきまして、なんらか法的な基礎が與えられるというお見透しがあるかどうか、或いは現在の通りで行く場合におきましては農地委員會等がこれを取り扱つて
それを農地委員會等に陳情もいたしまして、ある村のごときは、その陳情を受け容れて、その復員者の申入れに副うた所もありまするけれども、しかしながらそうしたことのできないで非常に紛糾を來しておる所がたくさんあるのでございます。